0と1の境界線

「データには0と1しかない」

これは当たり前なんだけど、ふと考えます。
本当のところ、どうなのか。

例えば、
デジモンという生き物はデータの中にあり、
0と1の世界にあったことになる。
でも、その世界に飛び込んだのは現実世界のの人間をモチーフにしたキャラクターたちだ。
もちろん、そのキャラクター自体は仮想であるが、それだけだったのだろうか。

データの中に飛び込んだ彼らの中には、現実にその世界と生き物がいて
実際の生と死があった。
悲しみも喜びも、苦しみもデータでは在り得ない
0と1の中には存在しない筈のものなのではないのか


現在、人間の精神すらデータ化しようとされている。
そのデータは0と1で出来ているのか？
感情というものは0と1で表せれるものなのか？

私がやっているネットゲームも、もちろんデータという世界で
その世界で進む世界は現実では在り得ないものである。
しかし、キャラクターがミスをしたら悔しく想い、
死んだら涙が出るほど悲しくなる。
嬉しいことがあれば、ほんとうに笑いたくなる。


ただ0と1の世界
その狭間には、何があるのだろうか。