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2007.10.29. 開設  日々徒然と二次創作、オリジナルなどを書いていこうかと。  コメント大歓迎、荒らし厳禁。 詳しくは説明にて。
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鰤 (アニメ派生/切ない/捏造)

あいうえお お題<水鏡>



+ + + + + + + + + +
「そう、黒崎一護は異質な存在でした」

隊長格に囲まれながらも、因幡は全く同様もせず薄ら笑いを浮かべている。

「死神でも虚でも破面でも…ない。そんな有り得ない筈の存在」

首元に突きつけられた刃は、少しでも揺るへば傷をつける、それなのに。

「異質な存在…お陰で、彼の霊骸は作ることはできなかった」

その言葉に、心中安堵したものの、しかし実際に彼はここにいない。
先ほど、彼がこちらの世界に向かいそして消失したと連絡を受けた。

「故に…」

狂ったような笑みを浮かべた因幡に刀を振り下ろそうとした瞬間、何処からともなく自分たち目掛けて襲ってくる、黒い刃。

「彼を、操ることにさせていただきました」

風と衝撃で崩れた床と壁がその場に撒き散らされる。
治まったそこには、橙色をし漆黒の刀を持ち――仮面をつけた、青年が一人。

「黒崎…一、護…?」

それはよく見慣れた、大切な失いたくないと願うたった一人の人。

「さぁ、彼を倒さねば私を倒すことは出来ませんよ?」

その後ろで、薄ら笑いを浮かべた因幡が焦る自分たちをまるで見世物のようにみていた。

「一つ、忠告しておきましょう。彼は霊骸ではなく、間違いなく貴方達が知っている黒崎一護本人です」

そんなこと、判っている。彼を見間違うなど、有り得ない。

「そして、このまま彼を戦わせれば…いつ、その霊力を失うかわかりませんがね」

心が凍てつくような、その言葉に思い出す。彼の、今の現状を。

「 尸魂界で霊力をなくした魂魄は…どうなるのでしょうね…?」

怒りに震える刀を因幡に向け、虚ろな瞳を向ける彼を必ず助けると誓って、刀を向けた。



□■後書□■

こんな展開を、先々週から考えてました。
霊骸ができないなら、ある空間で洗脳とか違う次元での出来事とかを見せて一護を操った因幡。
一護はなるべく死神の力を使わないようにしていたが、因幡に操られている現状は虚化までしてしまう。

尸魂界で、もし霊力をなくした状態の魂魄になったらどうなるのか疑問です。
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腐のつく属性。でもノーマルも大好き。

成人者の高卒者。
最高学歴は専門学校です

熱しやすく、冷めにくい。むしろ、いつも煙はでている(笑)
性格は社会的には真面目(というより面倒見がいいらしい)、でもすごい優柔不断で酷い奴。自分に自信が持てない。


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【近状】
高校卒業。
4月から歯科衛生士の専門学校

ブログ統合終わってるのに、いい加減削除しようよ自分。


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