この先の展開を知るものはいない

復活　　(スパナ/ツナ/突発/ギャグ？/切抜き)

 

※突発スパナ＋ツナ

いきなりスパナの研究室に現れた正一から隠すのにスパナが綱吉を押し込めた先はなんとモスカの中でした。

 

 

 

 

ビー、ビー、ビー

 

この部屋で過ごして数日(とはいっても、この部屋の主は時間などあまり気にしないためか彼が着ているツナギに入っている時計のみが、この部屋で自分が知る唯一の時間なので、曖昧ではある)になるが、こんな音を聞いたのは初めてで身体が自然と強張った。

 

その音にゴーグルを外して画面に出ている印を確認すると、彼は「あ」と小さく声を漏らしていた。

 

「正一が、来てる」

 

眉間に皺をよせ、少しだけ表情を変化させたスパナがこっちを見ながら発した言葉は、己にとってはとんでもない出来事であった。

 

「しょ、正一って、入江正一！？なんで…ど、どうしたら！！」

 

来客の印らしい画面には、名前が表示されていてその相手は自分がこの時代に来た原因と最も疑っている相手であり、敵対している相手の名前であった。

この部屋に来てから(正確には捕まったといえるのだろうが、どうにも目の前にいる相手は自分をどうこうするつもりではないらしいのがわかっている)そんなことは一度も無かったのに、対処法も考えていない。何より手錠を嵌められ大した行動も出来ない自分に隠れる場所などない。

なんとかグローブを奪って…と考えた己に、頭を掻きながら手招きをする手に目が移った。

 

「な、なんですか…」

「ん～…、アンタが捕まろうがあんまり興味ないけど今アンタが捕まるとオレも反逆で捕まるし、グローブの研究できないし…ここにいて？」

 

そして彼が指した先にあるものを見た瞬間、固まった自分を気にも留めないで彼は自分の背を押してそこに入れて、何が起こったかわからないままガチャンと閉められた音が聞こえた。

 

 

 

これの原動力って…死ぬ気の炎じゃなかったっけ？

 

 

 

 

手錠の為にぶつけた頭を抑えることも出来ず、なんだか的違いなことを考えていた。

 

 

 

＝＝後書き＝＝

続かないと思う。

スパナはツナが捕まったらグローブ弄れなくなるし研究対象(ツナ)がいなくなるので困るので隠した。けど、それにしても自分にしては不可解な行動だと自覚はしている。

スパナ＋ツナ、正一(出てないけど)

体調悪いくせに、ネット今日はほぼしなかったくせに、何やってるの自分。
感謝企画進めろよ。寝ろよ。