17.溢れ出てくるのはどろどろとした醜い感情

＜20000ヒット感謝企画＞

ギアス　　(星刻/ルルーシュ/本編21話以降/捏造/ダーク)

歪んだ愛に口づけ一つ　の続きっぽいもの。(読まなくても多分大丈夫)

ああぁぁぁーーー！！！

今さっきあげたの長くして、感謝企画にすればよかった…！！
感謝企画が進まない！最近星ルルしか書いてない！！
ネタが埋まっているのが結構あるのに、指が動かない！
ギアス終わるまでこの状況が続きそうで…が、頑張らねば…orz

歪んだ愛に口づけ一つ (ギアス)

くつり、と喉が鳴る。
喉が渇いているのか、それとも別の何かを求めているのか…答えは後者である。

その視線の先に映っているのは、漆黒の黒髪に紫電の瞳、白の肌を同じ様な白の布と、金の糸で飾られた服を着る、敵。
敵、確かに敵だ。
だが、それだけではない。それだけならばこんな飢えがあるはずがない。
その紫は、真っ直ぐと此方を向く。だが、それは己一人の為のものではない。
これを見る、全ての者に対する眼差し。

その眼差しがゆっくりと外れて傍らの翡翠の瞳を見る。まるでそれは洗脳された絵画のような光景。
だが、それに美しさも感心も感じない。感じるのは、ただ憎しみ。
その憎しみは、紫電に向けられているのか翡翠に向けられているのか自分ですらわからないくらいに、胸を覆い尽くす。

「許さない」

ポツリ洩らされる言の葉。それを聞き取るものは誰もいない。


彼の傍らに居るのは自分である。

彼が纏うものは漆黒である。

彼の視線を受けるのは、自分だけである。


今更絶望に染まりはしないだろう。その瞳は既に絶望そのもの。
ならば、それを奪ってしまおう。


何もかも絶望にすら堕ちない彼を、すべて全て覆ってしまおう。
誰の手にも届かぬように、誰も瞳に映らぬように。


それでも拒絶するならば、

美しい紫電を、奪ってしまおうか。



狂いし龍を止めるものなし

狂いし龍を知るものなし


その瞳が向けるのは、至高の紫電ひとつ






＝＝後書き＝＝
ヤンデレ星刻。星刻→ルル
パラレル設定の龍とは関係なし。中国＝龍の印象があるらしい自分。
21話～22話間くらい。(まともに見てから作れ
本編シリアスに逆らうことなく、シリアス(他に言うことはないのか

23話感想

うん、今回はギアス全て見ました。
あぁぁぁ、もうなんか色々…。


私はまともに見たのは今日から。20話までは一切見てない、21・22話は最後の5~10分程度から見てません。なので、本編で明かされてても知らないことが多いです。
思い出しながら箇条書き。なので順番入れ替わり。



・咲世子さん生きてた！！有難う！！ルルについてくれて有難う！本当に生きていてくれて嬉しいよ！！
・ルルの手の振るえ！！気付かないよ、こんちくしょう！！やっぱり思った通りっぽくてもう…。
・けけけけ(←)、結局ナナリーはやっぱり傲慢者ですか。そうですか。
・書いたばかりの「自分が守られてるの当たり前」ですか、そうですか。
・ナナリー断罪フラグを立てよう(立てるのか
・罪を背負うって…見えない目で、何を背負う。ルルが背負ったものとの違いが。そしてシュナ様の嘘に気付かない。
・第一皇子とかみんな死んじゃったんだ…！！
・シュナ様相変わらず黒いねー。平気で嘘つく。ここら辺が仮面なんだろうな。
・ネリ様…！！！生きてて！！
・でもその後のすぐに出たカノンというのに注目。ネリ様助けて！！(←)というか、今までの死亡者から見るとあの傷平気っぽいよね。
・ネリ様がシュナ様と居たのは、信じてたから。でも、結局真っ黒シュナ様。ドSのシュナ様。躾発言。
・ディトさんの理由が結局「カオス」お前もういい。彼に救いようはないね。微妙にスルーされてたけど
・シュナ様達が居たところにあった像はマリアンヌ様ですか？マリアンヌ様初恋シュナ様でその子供であるルルとナナは愛しさと憎さで仕方ない存在ですか(何の話
・シャルマリ←シュナ　ってことですか。
・シュナ様はやっぱり神ですか。チェスで言うところのマスター。ルルは己もキングという駒に置き換えるので、そこら辺が二人の違いだよな。
・やっぱりルルーシュは自分を悪にして正義を立てるためですか。悪がなければ正義は存在しないからな…。
・スザとC.C.が…自分は大切でもやっぱり憎いからC.C.がルル守ってね！！
・ゼロレクイエムって何だよ。レクイエムって死者の魂が天国に行くのを祈る唄だよね。「ゼロへのレクイエム」はないだろうし「ゼロからのレクイエム」ってのもおかしい気が…。
・ししし、星刻が血を！！？死亡フラグが着々と固めたられ…！！
・藤堂千葉フラグはやめて…！！ある意味がわからない。戦場で心許せるからって、それが真実か！？
・扇とヴィレさんはどうでもいいよ。てかヴィレさん子供いらしたの？
・セシルさんの料理は相変わらず壊滅的らしい。唯一癒しに思えたあのシーン。
・ジノとカレン。結局ジノが何言いたいのか不明(本編見てないからのもある)
・二人の対決が、まどろっこしい。シュナ様黒い。
・ルルは力なくても好戦的。昔からですか。
・結局このゲームは乱戦にも連れ込む。最後に勝つのは…。
・扇さん堕ちたー！でも、玉城さんとカレンがそこしか守らなかったって…他の人居たよね！？ラクさんとか別の黒の騎士団員はどうなったの？
・ニーナは作ってますね。頑張れ。でも、ニーナは何がしたいのか結局わからん。
・ギアスとフレイヤってどっちが悪って…確証がないギアス(結局自分たちが操られていたか、本当は不明なんですよね？)のと、大勢の犠牲を出したフレイヤって、普通はフレイヤが悪にならんの？
・目が見えないナナリーに標準あわせてってどうやって。というか、スイッチ持っててもそれって目が見えないんだからシュナ様がどうにでも出来るよね。最初からあんな可愛いスイッチなわけあるまいし。　17日追記：標準は合わせてあるんですね。聞き間違い；
・神楽耶の涙の意味が、恐怖だけではないといい。天子とセットでかわいいな。
・シュナ様人質いてもフレイヤ撃つ気満々。そら自分じゃないからね。
・次回でどうなるんですか…！紅蓮が、ルルのとこに！ここでC.C.のピンクランス登場かなー。
・咲世子さん、あの怪我だったのにすぐにルルーシュの傍にいたけど平気なの？てか、来週カレンから庇って死ぬとかないよね！？
・ジェレミアがかっこいい…！！

箇条書きなのにこの量は…！！orz
でも一部忘れた。


ネリ様登場して、シュナ様が紛争地域にフレイヤ撃つつもりって言ったら、また変わるんだろうな。
そして、もしその上空からだったら何処の国でも出来るから危険すぎる。シュナ様天下。
藤堂千葉フラグはわけがわからん。必要性がない…といより、ただの死亡フラグな気がする。
扇さんは生きてても、それでヴィレさんがやられたらそこで終わりだよなー。
藤堂さんの死亡フラグ、そして千葉さん生きてるの？

結局ナナリーは傲慢者っぽいな…それは書いてたけど嫌だったんだがな…。

ルルが密かに天子とか神楽耶とかを安全な場所に移動させといて、最後に断罪する…か、途中で割り込んで止めさせる…というルル至上主義の考えも個人的にはネタにしたい。
断罪の方が、個人的にはいいけど。
神楽耶の涙をそこに混ぜたい。

ロイドさんとセシルさんはもうルルの騎士でいいよ。
というより中立者で、世界壊すのはなしだからルルについてるでもいいよ。そっちの方がしっくりくる。
セシルさんの恐怖の料理に癒される日が来るとは…！！


ネタとか妄想とかまたきっと後に。

絶望への糸口を探す

ネットの噂で聞いたんですけど、ギアス。
情報源は雑誌らしいが…。




黒の騎士団(≠超合衆国　未だに一致はしたくないらしい自分)がシュナ様とるって本当か…！！
あぐ、やめて…本当に。
んで、そうだとOP※のなんか藤堂さんの機体が飛んでいくのもルルに対してってことで…。
そこから、またネタが…！！

黒の騎士団はシュナ様と手を組んで、藤堂さん機体(斬月だっけか？)がルルに向う…。
OP映像は唯一シュナ様の兵器に対抗する(無効化とか)物なのに、それを知らずにその平気を上回る兵器とか言われて壊しにいって、壊しちゃって結局…。

なネタ。(惨い
救われない。いいけど(よかない)。今更ギアスで何あっても叫んでも、嘆いても泣いてもどっかで納得しちゃう。
だってギアスだもん。(もんとか言うな
視聴者泣かせで、裏切りのギアスだ。今更なにがあってもそれで通りそうなのが怖いよ。

C.C.がルルに自分を殺せと要求するとか、スザクは…ルルを殺さないだっけ？とかそんな噂も聞くけど…ギアスだからしょうがない。
公式HPで騙したんだから、うんしょうがない。

※OPは最近見てます。曲に慣れてきて欲しいです。


ナナリーについては、もう思うことがありすぎて…。
でも、言っておこう。ほんの少しだけで、情報だけでもそう思うということを。

結局、今のナナリーには「なんで」が前提で「なんで生きてる」「なんでルルーシュを否定するんだ」「なんでシュナ様と共に居るんだ」「なんで怒ってるんだ」「なんで皇帝になろうとするのか」とか、色々。
結局、彼女はルルーシュの幸福の象徴であるからこその絶望の象徴でもあったんだろうね。
でも、散々守られてそれで逃げて捨てる…って、最悪のパターンだな。
守られてるだけのヒロインって、苦手なんです。嫌いに近いというか…。

自分が守られるのは当たり前で、だから人を殺すのは周りで、自分の手は汚れないでいると思って、手にかける実行者より酷いということを知らない。そして、それを振り回すだけ振り回して自分は無罪と主張する。
ナナリーは目が見えないで、足も動かせないで…で兄にずっと守られていて。知りながらも、ただ「やさしい世界」を要求するだけ。それだけじゃないんだろうが、それでも何かを為そうとしない。
「自分は目が見えないから」「自分は足が動かないから」っていうのは、そりゃ理由になりますし、仕方ないことです。別にそういう人を非難してるわけじゃないですし、見てると助け…ではないな、助けられて劣等に思う人も居るかもしれない。それでも、応援や何かあったら助けようと思ってる。今はそんな場面にほとんど遭遇したことがないですけど。今だってそう思いますし、小さな頃からそう思ってます。
ただそれが「何もしない」っていう理由になるとは別だと思う。
「出来ない」と「しない」は違う。「出来ない」はそれを行動などで起こそうとしてもそれをなせない、「しない」はなせるのに、なさない。

結局彼女は、何も見なかったのだろうか。聞こえなかったのだろうか。感じなかったのだろうか。
ゼロが「弱者の味方」というのに何も思わなかったのだろうか。学園祭の時に、兄に手を握られたとき自分の振るえを抑えてもらうだけで何も感じなかったのだろうか。それとも自分は守られるのが当たり前で「弱者」とすら考えなかったのだろうか。
ルルーシュの自分の名を呼ぶ声が、他の人に向ける声よりも「やさしい」ことに気付かなかったのだろうか。
ルルーシュがナナリーに弱い部分を見せないようにしていただろうけど、それでも一度も感じかなかったのだろうか。
ルルーシュにとってナナリーが世界といってもいいのに、ナナリーにとっては違ったのだろうか。
世界に害をなすとでも言われて、本当にそれを信用できるほどルルーシュの存在は小さかったのだろうか。


もしも最後、ナナリーの目が開かれたとしたら、そこに映るのはルルーシュの亡骸ではないだろうか。

それを見て、涙しないとしたら、「しょうがない」と片付けたら本当にしょうがない、救いようのないキャラクターになるけれど。




感情論かもしれない。ただ、今そう思っている自分が居るのは嘘じゃない。