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2007.10.29. 開設  日々徒然と二次創作、オリジナルなどを書いていこうかと。  コメント大歓迎、荒らし厳禁。 詳しくは説明にて。
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「愛している」

星刻はルルーシュの耳元で静かに囁いた。だが、ルルーシュはどこか哀しさに瞳を揺らしながらただこちらを見返していただけだった。

「ルルーシュ?」
「…違う。お前のそれは、愛情ではない」

星刻を押して、自分から離すルルーシュは、真っ直ぐと星刻の瞳を見ながら言い切った。

「お前は約束したのだろう?天子と、世界を見せると」
「…それは…!だが、」

反論しようとした星刻の言葉を遮り、ルルーシュは続ける

「お前の誓いは天子のものだ。他の誰にも、分けるな」
「お前が私に抱くのは、ただ同士という念」
「お前の残りの命は、天子の為に。そうだろう?」

「主に無二の忠誠を誓った。私はそんなお前に憧れる」
「お前は、私を幻滅させるな」




「黒い星の時は、すべて天の為に。そうであろう、黎星刻」



己の名を呼んだ彼に、誓いを立てるものはいないのか



==後書き==
誓いを拒まれた己は、ただただ祈ることしか出来なかった
(けれど、己以外が彼の隣に立つのを見たくもない)

黎=くろい
星=星
刻=刻む

R2見てないが故にできる捏造。
カレンはゼロ(正体しってると知っていても)に忠誠を誓っている。
C.C.とルルーシュは共犯者、けれど彼らの間にあるのは約束。
一人星ルル祭開催中?



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別に望んだのは、たいしたものじゃない。


普通の人には当たり前で、けれど自分にとっては何よりも遠いことだっただけ。




さいしょにねだった、ちいさな、わがまま







==後書き==
願った、強請った。
それでも、叶うことは決してなかっただけ。


ルルちゃん独自。
それだけでは、ないけれど







「主」

一人、テラスに佇むのは永遠を誓った主
守護神も夫も、誰一人傍にいない


最近の彼女は、変わった
普段は変わりない。誰も気づかない…気づけない
私だけが、知っている

一人でいる時に、彼女の瞳は空に向かう
彼女を守護し、守護される月でもなく、途方もない彼方へ目を向けている
何処へ、なんてわからない。けれど、届かない場所

何時か、仲間も子供も夫も、私も…自分すら捨てて彼女が駆けていってしまう
そう、何時か来るとわかっていながらも私は何もいえない
永久の誓いを彼女は守らせてもくれない


私の声に振り向いた彼女は、その瞳に私を映してはいなかった
澄み切った蒼の瞳が…白銀の瞳となっていた
黄金の髪は同じ白銀に変わり、額の証は消えていた


「何でもないわ」

そう言って、私は彼女の隣に並ぶ
嗚呼が漏れそうになる声を必死に抑えながらも、彼女が消えぬ様に掴む
驚きながらこちらを見た彼女の瞳も髪も、蒼に戻っていたけれど
額の証は確かに浮かんでいたけれど




あぁ、どうか、どうか

まだ、彼女を連れて行かないで






==
連れて行ってと言えない癖に、
彼女を止めることすら出来ない


ルナ→うさぎ

未来の、未来。
ちびうさが女王になる日が近づくにつれ、彼女は彼女でなくなる。
最初に亡くしたのは「月野うさぎ」次には「セーラームーン」を亡くし、「クイーン」すら亡くなる彼女
最後には、彼女はもう違う存在。


ずっと考えてる捏造未来の一幕。
彼女が消えることを知っているのは、彼女と彼女の誓約者と、夫の守護者と、子の守護者。
けれども、誰も止めることができない…と考えている。
一番知っているのは子の守護者ですが。





「待っている」



そう、確かに俺は言ったんだ。
あいつにそう言った。
あいつが目指す、近くにいる場所から。


彼女は真っ直ぐとそちらを向き目指していた。
何度も何度も酷い仕打ちをされ、それでも高みを。


彼女には優しい手を差し伸べてくれる人は大勢いた。
それでも決して彼女はそれをとらなかった。
あきらめることをしなかった。


自分は今、彼女よりも下位にいる。
それは俺が官吏として残る為に必要だった。
だが、彼女を待っていることができなかった。



だから



次は共に歩もう。
高みへと。







==後書き==
李姫? 黎明~以降。
思いつき。
彩雲は続きがきになりまくる…楽しみだが、不安。
紅家大好きですし!




珍しく、彼自身から話しかけたのですよ



兄さまが、気に入った。
最初は「なんて珍しいのだろう」と、それだけだった。遠目から兄と一緒に居る姿を見た時はまず真っ直ぐな漆黒に目を奪われた。
黒いスーツ、黒い髪、黒い瞳。
正式な会議だったのでスーツばかりだったし、今では世界全体で交流することが多いので黒髪だって黒い瞳だって珍しくもない。
実際に、彼の周辺の方は黒髪に黒い瞳ばかりだ。
それなのに、彼は違う様に見えた。

次に驚いたのは、兄の表情だった。
私に向けるものとはまた違う、やわらかいもの。自分に特別目を掛けてくれているのも知っているし、嬉しい。
けれど、彼に向けられる表情はまた違う・・・。それが何か今はまだわからない。
兄が気付いたのか、それとも彼が気付いたのか、二人がゆっくりとこちらに歩いてくるのが見えた。

歩く二人の姿は歩くスピードはやや速い気がするのに、どこかゆったりとしてそして隙がない。
兄が何時も訓練を怠らず、また常に厳しいことを知っている。けれど、それについていけるものを知らなかった。
兄が合わせている訳でもない、それでも二人の歩みは一定の距離を保ち決して崩れることはなかった。
それが崩れ止まったのは二人が自分の前に来た時であった。

「日本、こいつはリヒテンシュタイン公国。我輩の妹である」
「はじめ、まして。リヒテンシュタインです」

兄の紹介に一瞬戸惑いながら、礼をする。彼はゆっくりと微笑んだ。その笑みは、自分の顔をやや赤くするのに十分であった。

「初めまして、アジアの日本と申します。リヒテンシュタインさん。スイスさんよりお話は聞いております」

深く礼(お辞儀というらしい。それにしても深く頭を下げるものだ)をした彼につられて自分も頭を下げてしまった。その様子に兄は目を丸くし、笑いを堪える様に手で口元を押さえる。そんあ兄を、今まで見たことはなかった。
今度は彼が兄のその姿に驚いたようで目を丸くしていた。兄は彼の視線で自分の行動に気付き「なんであるかっ!」と叫んでいる。
私はそんな二人の様子に、笑ってしまった。
二人は堪えられず笑っている私に目を丸くし、私の笑いは更に酷くなった。

視線を合わせて笑いあう二人の姿が、とてつもなくやさしかった。






==後書き==
兄と微笑み合う彼。
胸を過ぎた想いは、どちらに向けられたものか。


瑞西→←日本←←リヒ(別名、リヒちゃんの初恋)
ギャグ的(リヒちゃん登場・可愛さに日本暴走)は見かけるのですが、ちょっと違った雰囲気で。
恋愛的要素があってもなくてもいいが、今回はやや混じってみた。(初恋的、雰囲気で)

リヒちゃんは瑞西を「兄さま」と読んでいるが心内では「兄さま」か「兄」で。打ちやすいから「兄」にした(普段自分が使ってるのもある)
あんまり笑わない(微笑むは少々ある(それでも一部)気がする。
ちなみに、最初の台詞は墺太利です。

瑞西と日本は別にくっついてません。惹かれてはいるけれど、まだ無自覚。(瑞西は恋愛的意味有)
瑞西よりリヒちゃんの方が自分の心に早く気付きそうだ。おにゃのこだしね。
強力ライバル登場?(笑)



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ネット、読書、写真
自己紹介:
腐のつく属性。でもノーマルも大好き。

成人者の高卒者。
最高学歴は専門学校です

熱しやすく、冷めにくい。むしろ、いつも煙はでている(笑)
性格は社会的には真面目(というより面倒見がいいらしい)、でもすごい優柔不断で酷い奴。自分に自信が持てない。


【現在一押しジャンル】


【近状】
高校卒業。
4月から歯科衛生士の専門学校

ブログ統合終わってるのに、いい加減削除しようよ自分。


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